キャプチャ

整形手術後、イチモツにおきた怪奇
整形手術後、イチモツにおきた怪奇image credit:nevencigi/Instagram

 理想の美を手に入れる手段として美容整形手術が存在するが、合併症などの副作用やトラブルを避けるためにも、医師の評判や施術法など、しっかりとした下調べが大切だろう。

 クロアチア人のある男性は、これまでに何度も整形を繰り返してきたが、更に鼻の形を修正する美容整形手術を行ったところ、イチモツが3か月間ずっと立ちっぱなしになるという症状を患うことになってしまった。

 文字通り“痛い”経験をした男性は、他の人が自分と同じような経験をしないようにと、現在コンサルティングビジネスを立ち上げ、適切な整形手術のアドバイスとしているという。『mediadrumworld』などが伝えた。

理想の美を求め整形を繰り返してきた男性

 現在クロアチアのザグレブに住み、ファッションスタイリスト兼ブロガー、TVタレントのネイヴン・シガノヴィックさん(48歳)は、子供の頃から美に対する理想を持っており、当時流行っていたブラッツ人形の男子のようなマッチョな体型、小さな鼻、頬骨の張った頬と大きな唇に憧れを抱いていたという。


 最初にネイヴンさんが整形手術をしたのは1992年のこと。唇にシリコンフィラーを注入する施術を受けた。それからはボトックス施術、頬骨インプラント、顎フィラー、3つの鼻の整形など、整形手術を繰り返してきた。

左は整形前のネイヴンさん

 しかし、2017年の鼻の手術後、とんでもないハプニングに見舞われてしまった。
 

鼻の修正手術から持続性勃起症に

 ネイヴンさんは、過去にした鼻の整形手術により、鼻が不安定に曲がってしまったことから、それを修正するための施術を受けた。

 ところがその後、イチモツ部分に血液が集中し流出されなくなってしまう「持続性勃起症」になった。

 性的刺激や興奮などとは無関係に臨戦状態となってしまったイチモツは、激しい痛みを伴い、素早い処置を行わなければ将来的には使い物にならなくなり、永久的なダメージになってしまうこともあるそうだ。

 イランで鼻の手術を受けたネイヴンさんは、麻酔から目覚めた時に下半身の異変に気付き、その後息子をなだめるため3回の手術を要した。

 3回目の手術で、ようやく落ち着きを見せたが、ネイヴンさんは3か月間痛みと闘わなければならず、手術後の数か月間うつ病を患うように。

 医師は原因の特定ができなかった。だが、ネイヴンさん自身は手術時の麻酔が合わなかったのか、当時栄養補助食として摂取していたサプリメントの副作用がタイミング悪く出てしまったのではなど、色々な推測をしたようだ。

世界記録を生み出したのではと思うほど、ノンストップで3か月間臨戦状態でした。ジム通いのために飲んでいたサプリメントが、性欲を刺激するのを助ける成分が入っていることを後になって知ったのですが、当時は知らず、まさかあんな形で手術後に後遺症を受けるとは思ってもいませんでした。

今後は、全身麻酔も恐怖を感じていますが、今のところ理想とする外見に達したので、これ以上整形をする予定はありません。


経験を活かしてコンサルティングビジネスを立ち上げる

 その後、ネイヴンさんは自身の経験を活かして、他人が自分と同じような目に遭わないよう、整形手術を受けるに際して正しい情報に基づいた選択ができるのを助けるためのコンサルティングビジネスを立ち上げた。

 タレント業などで顔が知られていたネイヴンさんは、手術後にとんだ症状に見舞われたことを世間に知られ、皮肉にも一層名が知られるところになったわけだが、周りからは整形を繰り返してきたネイヴンさんにアドバイスを求める声も多く寄せられ、それがビジネス立ち上げのきっかけになったそうだ。

美容について、私が広めたいメッセージはひとつだけです。それは、正しい整形をして自分の姿に幸せを感じてもらいたいということです。

 現在、クロアチアに専門医らと共同経営している1か所だけクリニックをオープンしているというネイヴンさんは、整形手術を計画している人々に適切なクリニックや医師を選択するよう日々アドバイスしているという。